徒然日記 ~エヴァンゲリオンを語る~

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徒然日記
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新世紀エヴァンゲリオン

applestarとエヴァンゲリオンの出会いは、遡る事25年前。
人生で1番苦痛な時期だった高校3年生。
インパクトのあるOP曲と使徒という異様な敵に衝撃もあった。
夜寝れない日が多かったapplestarにとってアニメ放映からファンになり
碇 シンジの苦悩と父、碇 ゲンドウとの摩擦が妙に自分と重なりあっている
気がして人に言えない自分の気持ちをシンジが代弁してくれているようで
放映を毎週必ず見るようになりました。
最終回への期待が高まるがゆえに、結末に驚きは隠せなかった❕❕

1話からずっと、シンジの大人に対する不信感、自分に対する嫌悪感
納得のいかない毎日、使徒との闘い、自分ほど不幸な人はいない・・・
という苦悩の毎日だった中でも、人の温かみや励みや友情、恋心が
交錯するアニメの結末がなんと、おめでとうの嵐で当時、自分が思い描く
エンディングと違ったので、ガッカリ感が無かったと言えば嘘になる。

それでも、自己解釈で殻に閉じこもる青年の何かは分かった気がした。
そして、再放送で深夜枠の放送を再度見てまた違う解釈で見れた。
更に、劇場版『Air/まごころを、君に』を、その頃地元に映画館がなく
隣県に観に行きました。そうすると、また振り返りたいので
新世紀エヴァンゲリオンをもう一度見たくなりコミックの大人買いw

ヱヴァンゲリオン新劇場版

シト新生、DEATH (TRUE)²、Air/まごころを、君に以降だいぶ時間が空きました。
シンジがアスカの首をしめながら泣く姿を見て「気持ち悪い」と

アスカが言い放った印象に残るシーンから、applestarも気づけばアラサー。
待ってましたぁぁぁ❕❕ 完結した作品を再構築した新シリーズ
ヱヴァンゲリヲン新劇場版『序』が公開されました( ノД`)もう感動です。
心は一気に、学生時代に戻りました。

その後、『破』『Q』と続きました。
旧劇を見て大人になったapplestarにとって『破』と『Q』は
正直、なんか違う・・・言葉にはできないけど何か違うと思った。

この時は分からなかった理由はシン・エヴァンゲリオンを観た後に分かる!

シン・エヴァンゲリオン劇場版

前作から約9年。長かったぁ!!!!いやいや色んな事情も相まって
本当に待ちました。2021年3月8日、シン・エヴァンゲリオン劇場版が
公開されました。勿論、初日初回に観ました。
『さらば、全てのエヴァンゲリオン。』という海辺のポスターが出迎える劇場に
既に感無量でした。上映時間の長さに女性ならではのトイレの心配をしてましたが
冒頭は既に何回も見てたけど実際スクリーンで観ると、心拍数急上昇で
終始、集中しまくりであっという間に終わった。
物語終盤とエンドロールの最期の最期で、『破』と『Q』になかった
足りなかったapplestarの違和感が明確に分かった。

公式のものしかアップロードできないので、まったくヒントにはなりませんが
applestarが持っていた違和感、それは”葛城 ミサト”です。
旧劇も新劇もトータルして自己逃避や嫌悪、心身迷走の世界で
結構エグい内容なんですよ。でも、そこで癒されていたのは
葛城ミサトのだらしなさと明るさだったんです。
学生時代のapplestarにとってミサトのこの明るさは疑似上でも癒しでした。
動物好きな私はペンペンの瞬間の癒し能力はサイコー!
そして加持リョウジの抜け感と惣流アスカの楽しいドキドキ感が調和していたの。

ネタバレになるので、以降知りたくない人は見ないで下さい。

昔の友人たちの大人での再登場、マリの重要ポストもとても重要。でも
シリアスな精神論的なアニメの中で、ミサトの「ちょっちー」の口癖や

エヴァーって伸ばして言う所とかお茶目で繊細な感じ
散らかった部屋、ビール缶にUCC缶、カップ麺、ゴミだらけの家
ほがらかな感じが『破』『Q』にはなく、何しろサングラスをしていた事🕶
それこそが、applestarが感じる違和感でした。きっとミサトの中でサングラスや
クールさはATフィールドだったのかな。最後の最期に髪をほどいて
サングラスをとって、最愛のリョウジの死に向き合い、息子リョウジや
シンジ、チルドレン、ミサト父、ゼーレ、NERV、WILLE、全ての生命を背負い
素のミサトになった瞬間であり、以前のミサトに戻ったり

エンドロールが『終劇』であり
予告やサービスサービスはなく、Beautiful worldの静かな終わり

あゝ終わるんだな・・シン・エヴァ⇒新劇場版⇒新世紀エヴァンゲリオンに回帰し
終わりが見えた瞬間でした・・・。

applestarはアニメが好きな訳ではなく、映画が大好きな訳でもない
エヴァンゲリオンという作品が只、好きなだけで
しいては庵野監督の作品に惹かれるということに気づきました。
人生の中でこんなに好きになれるものって、宇宙とエヴァしかない。
ま、あと1つあるけど。ストーリー、技術、鷺巣さん、声、ファン・・・
誰一人欠けても今のエヴァにはならなかったでしょう。
終わりを向けて悲しいけど、applestarの中では、今後も一生胸に残る
作品であることだけは間違いないでしょう。
『さようなら、全てのエヴァンゲリオン』・・・。

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