私が選ぶ2021勝手にSCIENCE BEST10

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SCIENCE NEWS
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新年あけましておめでとうございます。
昨年も色々あり大変な1
年でしたね。
さて、新年最初のBLOGは恒例ですが
昨年のSCIENCENEWSの中からapplestarが独断で選ぶ
ランキングBEST10を発表します。
あくまでもapplestarの記憶に残る中からのBEST10です。
ご了承くださいm(__)m。



第10位 次々と見つかる新種!世界が見つめる駿河湾

駿河湾で新種の深海魚発見・・・。という記事に、『こないだ見た記事か~!』と思って画面をスクロールすると、”えっ、こないだ見たのと違う魚だ!”と思った。たまたまか~なんて思ってたら、数か月経った頃また新種発見の記事を見た。いやいや、もう興味出始めるでしょ。駿河湾って「多様な生物の宝庫」なんですね。駿河湾では近年、新種の深海魚の発見が多いようです。昨年1月あたりのNEWSだったがapplestarの記憶にはしっかり残っていたようです。深海魚ってけっこうグロテスクな外見ですよね。ですがPROFILEにも書いてある様にapplestarは、中深海層のめひかりの天ぷら大好きなんです。(詳細を知った記事⇒現代ビジネス)


第9位 溶けて消えるペースメーカー

First-ever transient pacemaker harmless dissolves in the body
Researchers at Northwestern and George Washington universities have developed the first-ever transient pacemaker — a wireless, battery-free, fully implantabl...

救急病院勤めのapplestarにとって、ペースメーカーの植込みをされてる患者さんは多く見かけます。術後は定期的な検査や電池切れによる交換なども行わないといけない。記事では、一時的に使用する場合に限っての事だが「溶けて消える」なんて少し怖いなーとも思ったが近い将来、患者さんにとって負担の少ない治療の選択肢の1つになるでしょうね。科学は日々進歩していますが、何事も最初は受け入れ難いものです。ヒトでの治験は約3年後くらいで現在は動物実験だが、12週間が経過する頃には完全にペースメーカーは消失したそうです。applestarの祖母もペースメーカー治療を行っている。身近な問題であるとしランクイン。(知った記事はこちら⇒naturebiotechnology)



第8位  北極圏での落雷急増

PHOTOGRAPH BY : PRISMA BY DUKAS PRESSEAGENTUR GMBH/ALAMY STOCK PHOTO

シベリア、グリーンランド、アラスカ等の永久凍土には、地球大気中に存在する炭素量のおおむね2倍にあたる二酸化炭素(CO2)が含まれていると言われています。もちろん炭化水素だけでなく、未知のウイルスや長い歴史の中で大量死した生物や、流行病で死亡した人間の遺体の埋葬などもあるらしい・・・。保存状態の良い古代生物や、4万年前のものだと言われる線虫が発掘され、しかも生き返ったという実際に研究発表もある。永久と付いていれば融ける事はないだろうと思っていましたが、昨今の冬季にまで及ぶ高緯度帯でのトルネードや台風、長雨、全地球的に起こっている平均気温の上昇、「落雷」が最近は目立ち森林火災もあり、凍土の面積は減少してきているよう。今後地球は不安定になる一方かもしれない。永久凍土といわれる土壌が融けたら一体・・・。(知った記事はこちら⇒NATIONAL GIOGRAPHIC



第7位 スペースデブリの回収

PHOTOGRAPH COURTESY OF ESA


昨今のスペースデブリ問題は懸念されており、世界各国の衛星には数ミクロン単位の破片等は実際に衛星に当たっている。トラブルも回避の為ISSクルーも避難準備までしたという事もあった。デブリ対策は正直遅すぎた・・・。そんな中、お掃除は日本の得意とするところ!創業者アストロスケール岡田光信さんは、デブリ低減に向け早くからビジネスとして頑張ってこられました。この会社が実証機の打ち上げを行いましたが、打ち上げ以前から世界の注目を受けており、宇宙ファンも期待してた。そんな中、3月23日スペースデブリ除去技術実証衛星 ELSA-d は、バイコヌールから打ち上げられ高度500㎞上空の軌道投入に成功しました。まだまだ実験機ですが、磁石を用い模擬デブリの捕獲には成功しています。宇宙は誰のもの?使ったら綺麗に片付けましょう!アストロスケールさんを応援しているのでランクインしました。(関連記事: wired WEEKLY DISPATCH)

 



第6位 宇宙飛行士の被曝問題

宇宙開発が進むなか、宇宙飛行士そして今後、 増えるであろう宇宙旅行者にとって、避けて通れないものがある。それは「被曝」問題だ。もちろん、短時間なら未だ大事には至らないし、地球上で普通に生活してても自然にある鉱石や大地、食べ物、宇宙から降り注ぐ宇宙線など、誰しも被ばくしている。ISS船内ではリアルタイムで線量の把握をしてるし、宇宙天気予報により太陽フレアの情報も把握してますが、地上の何倍もある宇宙空間では、一気にその値は上がります。アルテミス計画など宇宙開発真っ最中のなか、月での被ばく量は?距離が離れるほど、地磁気の影響が弱まるほど、宇宙滞在数は増え被ばく量も増えるだろう。そんな中、NASAが宇宙飛行士の被ばく量の上限を引き上げ検討?の噂が。まぁ、引き上げないと月には行けないだろうからね・・・。どちらにしろ正式な発表は現段階ではまだです。今後の動向を見ておきましょう。(気になる記事はこちら⇒WIRED SCIENCE)



第5位 火星着陸成功!パーサヴィアランス

credit : NASA

一昨年の夏、アトラスVに探査機を載せ火星を目指し打ち上げ成功。昨年2月の寒い寒い明け方、LIVE配信でapplestarは早起きして画面に釘付け👀✨そして、4億7000万㎞を旅した探査機パーサヴィアランスは、大気圏突入の最高約1300度に熱シールドで耐え、パラシュート着陸し、同時に小型ヘリコプターを別の惑星に飛ばす計画も行われ着陸成功したのだ!歴史的瞬間をapplestarはLIVEで楽しめた素晴らしいでもそれだけではなく火星岩石のサンプル採取にも成功した。大気が希薄な火星でましてや重力も地球の3分の1程度で、インジェニュイティが動力飛行できたんだ。例えると、これまでに地球でヘリコプターが到達した最高高度は、1972年にフランス空軍基地で飛行した1万2440メートル!火星での飛行は地球でいう高度3万㎞以上に値するんだ。とても凄い技術です。今後のミッションとサンプルリターンがとっても楽しみです。これは文句なしのランクインです。昨年を振り返る動画はこちら(もっと知りたい方はこちら⇒NASA)



第4位 日本、世界4位の論文数、影響力は10位

この記事を読んだ時、昨今の日本の科学研究における費用の削減と、研究者の本来の仕事(研究や実験)以外の仕事(メディア出演や本などの執筆活動やボランティア活動)が意外にも多いと知人が言っていたのを思い出しました。勿論、科学者はアウトリーチ活動として一般人に分かりやすく活動成果の報告を行う努めもあるかもしれませんが・・・。限られた研究費で思いっきり研究ができるだろうか?あれはダメこれはダメと制限もあるだろう。特に地方の国立大学にとっては補助金の削減は痛い。研究者の方々、ぜひ支援や協力金などクラウドファンディング等をもっと活用してください。応援してます。ファイト!日本のSCIENTISTヾ(≧▽≦)ノ✨(読んだ記事はこちら)



第3位 観測史上最古の銀河風

Credit: ALMA (ESO/NAOJ/NRAO)

131億年前の宇宙に存在した銀河の中で吹き荒れる強烈な「銀河風」を、アルマ望遠鏡を用いた観測で発見したNEWSはワクワクしました。梅雨時期で星が見れずイライラしていたapplestarには上の画像は感動だった。銀河風とは銀河内部から外部に向けてガスが大規模に噴き出す現象。銀河系のご近所で起こったと想像したら実に恐ろしい・・・。131億年前というと宇宙誕生から7億年後。宇宙の再電離も終わって銀河、銀河団の形成も始まっている頃なのかな?そんな頃の銀河を発見できるだけでも凄いのに、銀河風の存在も見つけるなんてすごい!この銀河のバルジの質量だと推定で太陽の約300億倍にもなるらしい。applestarはまだ自分の事もよく分かってないのに、科学は131億年前の銀河を見つめてるなんて・・・すごい。(知った記事はこちら)



第2位 核融合炉は宇宙?。稼働を前に・・・。

画像引用 : ITER機構

『原子核』と聞くと特に日本人のほとんどは、マイナス思考しかないだろう。しかし、私たち人類やこの世にある生命、スマホもPCも本も食べ物も物質は原子であり、原子を更にのぞいてみると電子や原子核(陽子・中性子)で構成されています。この物質の基である「原子核」は決して負の遺産ってだけではないわけです。興味ある方は絶対ご存じでしょう「ITER」の存在を。かなり昔からの計画と建設なので興味ない方でも聞いた事はあるかも。先ずは国際熱核融合実験炉(ITER)について知りたい方はこちら。ともかく地球では増え続ける人口と未来のエネルギー資源の確保の為、原子力発電(核分裂)を回避するべく”高エネルギーでありながら、且つリスクの少ない資源確保が必要”らしい。上の画像の中央ピンクの部分、中央ソレノイドやその周りは超電導コイルで、地球の磁場の28万倍もの磁力を発生させれる。早くて2025年にこの世で一番バカデカい核炉が誕生する。それは地上に「小さな太陽」を作る原理だ。恒星が燃えるのは、巨大な重力の圧力によって水素原子のペアが融合し、ヘリウム原子になる時に大きなエネルギーが放出されるからだ。この核炉はまさに宇宙そのものだ。これを良しとするか、悪しき太陽とするか・・・。持続可能なエネルギーばかりで、どうして人間は我慢するという方向に舵を取らないのだろうか?どちらにしても稼働は数年後フランスで行われる。(分からない方は簡単にこちらの記事を)

 

 



✨第1位 ジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡 (JWST)

いやいやランキングTOPはコレしかないでしょ!ハッブルの後継機として10年前には打ち上がる予定だったけど、開発が難航しやっとですよ。打ち上げも何度先延ばしになったことか。applestarもずっと待ってたこの日を!最高のクリスマスプレゼントだ🎁ハッブルよりも倍大きい6.5メートルの可視光・赤外線宇宙望遠鏡で感度、解像度が良くなるでしょう。宇宙の晴れ上がり後の初期宇宙をぜひ人類に見せて欲しい。運用目標は10年とみているようですが、先輩のハッブルだってまだまだ現役!人間の目では見れない本当の宇宙は一体・・・。考えるとワクワクが止まらない。L2点までは後20日くらいかな?それから数か月後の観測開始だろうから楽しみです。(動画元はこちら⇒Credit: ESA/ATG medialab)

 



昨年も沢山の出来事があり、世界的に大変な1年でした。
そんな中でも嬉しかったり希望を見出せるNEWSもありました。
このBLOGをご覧になってくれてる皆さんが
健康で暮らせる事を心から願っています。
旧年中は自己満のBLOGをご覧になって下さり
ありがとうございました。
今年も自分のペースで書いていきますので
よろしくお願いします♪applestarでした。バイバイ💛

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