photograph × 宇宙 vol.1

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~ 星空写真から見える宇宙を綴るBLOG ~



星景写真家 前田 徳彦



photograph、それは「光の記憶」
遥か彼方、宇宙から届く僅かな光は
宇宙からのメッセージ
夜空を見上げそのメッセージを感じてみたい。
今回、宇宙の光を記録したphotographer
星景写真家  : 前田  徳彦

紹介と共に写真から見る宇宙の話をしましょう



© norihiko maeda



「 photographer 前田  徳彦 」

星景写真家、星空動画クリエイター
40年以上星空の写真を撮り続け
雑誌、ラジオ、TVなどの出演もある。
2019年より「星空のあるカレンダー」発売中
また、写真集「星空風景」や電子書籍「星の詩」
他、多くの書籍や教科書に写真や記事掲載がある。
前田 徳彦氏の作品はこちらからご覧頂けます。
 
 
 
 お 知 ら せ 
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「CP⁺2022 オンラインイベント」
日時: 2月27日(日)


宇宙の光


© norihiko maeda


太古の昔から人類は空を見上げ、昼と夜
時間や季節の変化、方角の見極めをしてきました。
自然を知る事で文明が進化していき、英知を磨き
日進月歩、科学は進歩してきました。
現代人も同じく、言葉では表わすこと事のできない
ロマンを夜空に抱き謎を追っています。



© norihiko maeda (日本)

© norihiko maeda (ニュージーランド)


同じ地球から見る星空でも北半球、南半球で
見え方には違いがあります。
地球は丸く、自分が立つ地平線より
下にある星を見る事はできません。
上の写真を見ると分かりますが、左は日本
右の写真はニュージーランドから撮影した
天の川中心付近の写真ですが
普段見慣れた星の位置と異なりますね。






北半球と南半球では同じ東から
西への動きでも通過に違いがあります。
今の季節なら夜明け前の地平線付近に
横たわる夏の天の川が昇り始めています。
普段見慣れている、さそり座やいて座も
ニュージーランドでは日本でみる星座が
反転していて、一瞬星座を追えなくなりますね。







前田 徳彦氏は星景写真だけではなく
星空動画クリエイターとして
もう一つの顔を持っています。

数ある作品の中でもapplestarが最も好きな
動画を上に紹介しました。




個人によって好みはあると思いますが
applestarにとっては、昼夜関係なく
空における全ての現象に魅力や脅威を感じ
ワクワクや哀愁や感動の色々な感情を抱きます。
この動画を見ていると、人類の日々の忙しさで
見逃している自然の営みを

改めて美しいと感じる事ができる感動作。
他にも素敵な動画があります。こちらからどうぞ。

 

 

 

 

 

前田氏が公開する動画の殆どがリアルタイム動画で
高感度カメラの動画機能を使っている。
誇張されておらず、人間が夜空を
仰ぎ見た時の
状態にとても近い。
動画の特性を活かせるもの、そのひとつに
「流星」がある。写真やタイムラプスには出せない
より一瞬のリアルがそこにあります。
ぜひ、ご覧ください。

 

 




~ 終わりに ~

今回から、星空の写真から見る宇宙という
企画で1人の写真家をfutureしBLOGにします。
星空を美しいと思い、感動する気持ちは

人類共通だと思っています。

 

しかし、「空を見上げる」・・・
こんな何気ない事を多忙な現代人は
できる事が難しい世の中。
少しでも自然に触れるきっかけに
なればと思い書いてみました。
では、次の機会に・・・。

 



※よく日本では「南中」と言われてるので、南半球なら「北中?」と思いがちですが日本独特の言葉です。
 天体が日周運動によって、観測地点における南北半球に関係なく子午線を通過すること「正中」といいます。
 季節や緯度により変化があります。
※地球の中心と観測者と天の両極(北極・南極)を含む面を観測者の子午面と呼び、子午面と天球の交わる交線が子午線。
※星が「昇る」や「沈む」という表現をしますが、実際は地球が動いていて、太陽同様に恒星は動いていません。

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