つなごう、HTVからHTV-Xへ

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宇宙科学
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さて、H3ロケット2号機が2月17日
午前9時22分55秒、種子島宇宙センターから
打ち上げられ、小型衛星2基を所定の軌道に投入
大型衛星に見立てた重りを予定通りに分離し
打ち上げは成功し凄く興奮しましたね!
それによりH3と共に計画されている
頓挫していた諸計画も少しずつ
動き出すのではないでしょうか。



まだ記憶に新しいHTV(こうのとり)の
ラストフライトが2020年5月21日の夜中に
あった事を覚えていますか?私もLIVEで
見ていましたが、H-IIBF9に搭載され
無事に打ち上げられ物資輸送に成功しました!
その後継であるHTV-X(新型宇宙ステーション補給機)
既に完成しているのをご存じですか?




今までのこうのとりと大きく違うのは
パっと見て分かるように羽のように大きく開いた
電池パドル!まさしく、コウノトリのヒナが
大きく翼を広げ飛び立つようにも見えます。
スラスタの配置と噴射の仕方を工夫することで
HTVで使用されていた4基の
大型スラスタを
削減し、よりシンプルな推進系に構成。
燃料の搭載量も1.3倍になったの。
改良点は多々ありますが、applestarにとって
最も嬉しい最大の魅力それは・・・。




ISSの先を見据える・・・。
それは、ISSへ物資を届けISSから受け取った物資を
地球へ届けそれでミッション終了!ではなく
月周回有人拠点「Gateway」計画に
HTV-Xが活用できるようになっている訳です!


こうのとりは、ISSの直下10mまで接近してから
ISS側からロボットアームで把持される仕組みですが
HTV-Xでもこの方式!しかし、Gatewayでは
自動ドッキングを行う必要があるんです。
ドッキングに必要となる航法センサーや
ドッキング機構は、現在、検証・開発中です。


© JAXA


私たち人類が、遥か昔から空を見て何かを想い
なぜ私たちがいるのか?
なぜ世の中には時が流れ、物質で溢れているのか?
探求することを止めない人類・・・。

applestarも晴れた夜には星空を眺め
遠い宇宙への想像や探求が止まらない。
そんな宇宙は、今後どうなるのか・・・
航空自衛隊に新たに「宇宙作戦隊」という
宇宙領域を専門とする部隊が編制されました。
今後、宇宙事業による進展は各国が注目するところ。
宇宙は人間だけのものではなく
森羅万象の領域であることを願っています。
謎は知りたいですけどね・・・w

© JAXA


先人の知恵、過去の失敗や経験が今日を生み
宇宙開発も過去の栄光や失敗が今日の宇宙事業です。
ロケットもN-1からH-IIA、Bと進化し
今回、H3も苦しい時期を乗り越え成功しました。
遅れを取り戻すべくHTV-Xが初フライトする際には
地上から応援し見送りたいと思います。
いつか月で人類が「地球の出」「地球の入り」を
見れる日が来る未来が待っています。
今回は進化したこうのとりについてお話しました。
applestarでした。バイバ~イ👋

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