小さい頃、太陽に手をかざして
地面に映る鳩やカニさんの影を楽しんだ記憶が
皆さんにもあると思います。
実際に動いているのは
3次元空間での自分の手ですが
地面に映し出されているのは
2次元の影です。
今日はそんな世界のお話を
したいと思います。
この世界は3次元なの?
私たちの生きている世界は縦・横・高さの
3方向に動く3次元ですよね。
でも、ビデオや写真に写る自分の姿は
縦・横の2次元になります。
そして1次元とは線のように
前後にしか方向がない一本線の世界です。
では1つ次元を上げた4次元世界を
考えてみてください。
・・・・(;’∀’)
applestarは4つ目の方向の想像ができません。
4次元以上の空間があるという現代の宇宙論を
とても好意的に私も捉えています。
人間の目には映らない3次元以上の世界が
今の宇宙に既にあちこちにあって
まだ見つかっていない物質は
高次元にいっぱいあっても全くおかしくないです。
※ここでの4次元とは方向の数で書いており
四次元時空のことではないです。
理論物理の世界ではこの世界は11次元である
という理論もあり4次元以上の空間があるという
理論は認められつつあります。
なぜ目に見えないのにそういった
理論が主流になってきたのだろうか?
「宇宙はもともと1つの力から始まった」
今の世界の全てが4つの力で成り立っている
と言われていますが、それを統一する
という理論を達成する過程で生まれた理論です。
この宇宙はもともとビッグバンで始まり
今この宇宙を動かす4つの力を統一し
最初の一点にする為には重力の解明を
するほかにありません!ですが
重力子の発見には至っていませんし
電磁気力の1000000000000000000000
00000000000000000000分の1の力しか
ないのでゼロに近いくらいなんです。
重力は公式もあるように物理法則は
分かっていますが発見はまだの謎物質。
現在発見されている17種類の素粒子と
重力の振る舞いを考慮すると
この宇宙はあと6次元以上ないと
振る舞い的に説明できないという
余剰次元理論が物理学の今の考えです。
予測理論と観測や加速実験理論で見えてきた
宇宙は多次元であるという超弦理論は有名です。
3方向以上のくねくねと曲がりくねった
空間があることで重力子はそこに
いるんじゃないか!
素粒子の振る舞いも考慮して
4つの力を統一するために生まれた超弦理論です。
しかし超弦理論も多次元理論の1つに過ぎません。
低次元が投影する高次元
以前、橋本幸士さん著書の本の言葉に
「ブラックホールの表面には吸い取られた
物質の情報が残っているはずだ」
と書いてありましたが
なかなかこの表現が最初私には
理解できず本を読み直し
なんとか脳内でイメージできたほど
難解なテーマでした。
上の画像はブラックホールに飲み込まれた
物質の情報は内部に吸い込まれた訳ではなく
ブラックホールの表面=事象の地平面に
「情報が保存」されているというイメージ図。
この考えが「ホログラフィー原理」のはじまり。
簡潔にいうと、ブラックホールは光さえも
飲み込む高密度に圧縮された空間。
そのような高密度な時空間の構造は
表面で決まるのではないかという考え。
ホーキング放射(熱放射)は情報を持たない
とされていたが、ホログラフィー原理を
突き詰める中で、ホーキング放射は
情報を持つ事が解明されました。
ホログラフィー原理は
なんとも不思議な世界観・・・。
でも何となく意味がわかります。
私たちが見ている世界、聞いている音
匂い、味、触覚は情報として体に入り
脳の表面に到達し、伝達回路を通じ
情報が映像化、具現化されますもんね。
「この世界は本当に3次元か?」
3次元空間のある領域で起きる重力現象は
全てその空間の果てにある
スクリーンに投影されて、スクリーン上の
2次元の世界の現象として
理解する事ができる。
この世界(3次元)は宇宙の表面に描かれた
2次元の情報が投影されたホログラムである!
というのがこの理論です。

IMAGE BY SCHOOL OF PHYSICS AND ASTRONOMY, UNIVERSITY OF GLASGOW
上の写真は世界で初めて撮影に成功した
量子もつれの写真です。
ホログラフィー原理は量子力学の世界に
大きく関係します。
量子の世界では物理法則とは違い
そこにあるモノは実在ではなく情報である。
という情報確率の世界なんです。
お月様も太陽も見なくても
”そこにあるはずだ”と思いますが
ではなく、目で見るまでは分からないという学問。
極論を言えば、この世界は物質でできている
と思われていますが
「情報が生み出した投影」かも・・・
ということはホログラムの世界が
この世界で実際に起きていると仮定すると
今のapplestarは4次元の空間では
どういったvisionで投影されてるのだろうか?
ワクワクしませんか?今の自分が2次元からの
投影なら物理法則では”実在”してても
フォログラフィ原理の世界観では視覚化された
”情報”に過ぎないってことですよね。
どんどん高次元化して投影が続くと
内臓とか脳とか感情とか無さそうWww
空間は幻、真実は面か線か
ホログラムとはギリシャ語で
「holos(全部、すべて、完全)」と「gram(記録)」が
組み合わさった言葉です。
ホログラフィ原理という世界を知ると
今、この瞬間の空間は幻で
真実は面なのか、もっと小さく線か点か?
そうやって考えを突き詰めていくと
applestarは1次元の向こう、負の数からの
次元投影もあるかもしれないと考えてしまいます。
それは反物質側からの情報もあるかもしれない
なんてあり得ない想像もしてしまいますよね。
”今の世界は幻かもしれない・・・”
少し虚無感がありますが
今のこの世界が1つ下の2次元からの
投影だとしても、それはそれで
脳内で科学のワクワクを楽しんで
目に見えている今の生活は
美しいものは美しい、楽しい事は楽しい
イラっともするでしょう。
幻だとしてもapplestarはそれを
楽しみたいと思います。
今回は影遊びから連想する
宇宙のお話をしてみました。
ではでは、バイバーイ✋
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