皆さんこんにちは。今回から太陽系をシリーズとして不定期に書こうと思ってます。
広大な宇宙の謎を追求するには、まずは身近にある天体から知っていきましょう。
身近にありすぎて当たり前の様に普段、人間の生活と一体化していますが
遠く彼方の天体と同様に、謎深いんですよ!ぜひ、再認識するのも良いかと思います。
太陽
太陽は宇宙の中ではとても平均的な恒星です。
・直径 約139万Km(地球約109個分)
・半径 約70万Km ・質量 地球の約33万倍
・地球からの距離 約1億5000万
・光の速度で地球まで約8分20秒で届きます。
・半径約1億5000万㎞の距離を1年かけて
1周します。(楕円軌道で±300万㎞)
・中心温度 約1600万℃
・表面温度 約6000℃
・黒点温度 約3800℃
・年齢 約46億歳 (寿命約100億年)
・直径 約139万Km(地球約109個分)
・半径 約70万Km ・質量 地球の約33万倍
・地球からの距離 約1億5000万
・光の速度で地球まで約8分20秒で届きます。
・半径約1億5000万㎞の距離を1年かけて
1周します。(楕円軌道で±300万㎞)
・中心温度 約1600万℃
・表面温度 約6000℃
・黒点温度 約3800℃
・年齢 約46億歳 (寿命約100億年)
太陽のしくみ
太陽は”燃えてる”という表現をよくされますが決して「燃焼」ではありません。
太陽の中心では水素がヘリウムに融合され、原子核エネルギーが生まれる核融合反応が起こってる。
太陽の光が中心部から表面に届くまでになんと約17万年~約1000万年もかかっちゃう!
なぜそんなにも時間がかかるのだろう?太陽は巨大なガスの塊です。
核融合反応で作られたエネルギーは周囲にある沢山の粒子にぶつかって直進できません。
なので、あちこち散乱したエネルギーが巡りめっぐて表面にやっと到達するんですね。
- 放射層 中心核周囲のガスはプラズマ状態で、γ線の衝突を受けエネルギーをいったん吸収し
再びX線や紫外線などの次第に波長の長い電磁波として放出。さらに周囲のガス中の
原子と衝突してより波長の長い光などのエネルギーに変換される。
- 対流層 グツグツとプラズマが撹拌されている領域。プラズマは太陽の内部から
立ち上がってはまた内部へと巡り戻っていきます。原子は電子を捕らえて
電気的に中性となるので電磁波を捕らえやすくなります。高温のガスは上に
低温のガスは沈みながら徐々に表面へと伝わります。
- 光球 太陽の表面にあたり約6000℃ほど。
普段、私たち人類が見る可視光はこの表面のエネルギーでだいたい
表面500㎞ほどまでだそうです。黒点などの現象もここでみられます。
- 彩層 光球表面(外側)からコロナの間にあたり薄いガスの層で密度は低いよ。
- コロナ 今、この名前は勘違いされやすいけど太陽コロナですよ。
100万度を超える高温のプラズマが存在する太陽大気です。
彩層とコロナの間には短い100kmほどで、温度が2桁程度も一気に変化する
領域(彩層コロナ遷移層 )が形成されてます。
コロナからはX線、紫外線、電波が放たれています。
- フレア コロナの一部分でもあり時に多量のエネルギー放出をする爆発現象のこと。
強い爆発があるとX線やγ線などあらゆる電磁波が地球磁気圏にまで
到達することもあり通信障害や大規模停電が起こる事があります。この時
光速近くまで加速された電子や陽子などの荷電粒子などの放射線を
放出します。applestarも日々チェックしていますが”宇宙天気予報”と
呼ばれるフレア情報が発信されています。大規模フレアが起こった場合
必ず8分後、地球に到達するものですし一度はご覧頂くのも良いかと思います。
- プロミネンス 彩層の一部がコロナの中に吹き上がる現象のこと。
紅炎ともいわれています。プロミネンスはとても巨大で50万㎞以上にも
達します。プロミネンスの発生要因には太陽磁場が関係しています
※太陽は巨大なガスの塊で厳密な層の境界線はありません※
当たり前の様に昇り沈んでゆく太陽・・・。普段の生活でそこまで
意識する事ないのかもしれませんが、恩恵も受けメリットもありますが
危ない事もあります。遠い宇宙の彼方の何処かにある天体と同様に、太陽系の恒星で
近いと言ってもまだまだよく分かっていない謎に満ちた天体。
この太陽と地球の絶妙な距離感と宇宙誕生がもたらしたとされる、反粒子における
極僅かな寿命の差が起こした物質の生き残りが生んだ原子たち、色んな奇跡で
生命が或る地球・・・。身近にあるからこそ謎とは思わないのかもしれません。
でもきっと人類は太陽系の20%くらいしか未だ理解してないでしょう。
ではまた次のブログでお会いしましょう!applestarでした♪バイバイ💛
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